No.17
     平成22年 4月5日(月)

   陽春の候、ますますご健勝のほどお喜び申し上げます。いつも格別なお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。

   今月のTOKi通信は、ステンレスパッキンをご利用いただける IDF・サニタリー規格の一般溶接用フェルールの
   サイズと、フェルールを溶接する際のご注意事項についてお知らせいたしますので是非ご覧ください。




 

  ステンレスパッキンの導入を計画されているお客様からご質問やお問い合せをいただく内容で多いのが現在使用
  中の配管継手(フェルール)に使えますかというものです。 ステンレスパッキンは、IDF・サニタリー規格の継手を
  お使いでしたら、ゴムやシリコンなどのパッキンと交換するだけですぐご使用いただくことができます。
  フェルールとステンレスパッキンのサイズ表を記載していますのでご参考にしてください。
  尚、一般の溶接フェルールは配管と溶接する際の熱によるヒズミや中心がずれないようにご注意ください。
  施工時に生じるフェルールの熱によるヒズミや中心のずれは漏れの原因となる場合がございます。
  溶接時の熱によるフェルール面のヒズミ防止のために一般の溶接フェルールもノンパッキンフェルール同様に
  ロングタイプ(L42~L50)のものをご使用ください。


TOP-P (ステンレスパッキン・Aタイプ)と一般溶接フェルールのサイズ

 
 ゴムパッキンは締め付けることにより配管
 内に食み出しができ液溜りが生じます。
 さらにはゴムパッキンの破損や劣化により
 パッキンの一部が製造物に混入するなどの
 事故の原因にもなります。
 その点ステンレスパッキンは強く締めても
 配管内への食み出しがございませんので
 安心してお使いいただけます。


サイズ 一般溶接フェルール(ロングタイプ) TOP-P ステンレスパッキン
A B C D E F G H I
サニタリー 配管外径 配管内径 長さ(L)   フェルール溝径 フェルール外径 内径   外径
1.0S 25.4 23.0 42~50 2.85 43.5 50.5 23.0 44.5 50.0
1.5S 38.1 35.7 42~50 2.85 43.5 50.5 35.7 44.5 50.0
2.0S 50.8 47.8 42~50 2.85 56.5 64.0 47.6 57.5 63.0
2.5S 63.5 59.5 42~50 2.85 70.5 77.5 59.5 71.5 77.5
3.0S 76.3 72.3 42~50 2.85 83.5 91.0 72.3 84.5 90.5
3.5S 89.1 85.1 42~50 2.85 97.0 106.0 85.1 98.5 105.0
4.0S 101.6 97.6 42~50 2.85 110.0 119.0 97.6 111.0 118.0
4.5S 114.3 108.3 42~50 2.85 122.0 130.0 108.3 123.0 129.0
5.5S 139.81 133.3 42~50 2.85 146.0 155.0 133.8 147.0 153.0

フェルール施工(溶接)時の注意事項!
       

  フェルールは溶接の仕方によって、ヒズミが発生し、パッキン面が図1のように反り曲り、漏れの原因になるばかり
  でなくインロー差し込み部の嵌合もできなくなることもありますので、特に下記の点に注意して溶接してください。

 

 ① 溶接時の注意事項
 

  1) 被溶接部(相手側)の溶接面を面一に仕上げる(図2参照)
  2) 被溶接部をできるだけ真円にする。
  3) 溶接電流は低電流とする。
  4) 内周から溶接を始める。
  5) 外周の溶接を行うときは。ヒズミ防止用のヘルールを取付
    けてクランプを締めてから行う。
  6) フェルールと被溶接部との間にできるだけ多く仮付溶接を
    行ってから溶接を行う。
  7) フェルールの近い所に他のものを溶接する場合、溶接歪を
    修正した後フェルールの溶接を行う。



 ② ヒズミ防止用治具
  

  1) フェルール又は被溶接物の内面に治具(リング)を挿入し
    真円を保つ。(図3図参照)

  2) フェルール又は被溶接物内に治具(ターンバックル等)で
    真円を保つ。(図4参照)



 ③ 溶接後のヒズミ取り
   

  1) 溶接箇所内面に当て板をして、外面を叩いて伸ばす。
  2) 溶接箇所を加熱する。
  3) 突起した部分は、サンダー等で軽く擦る。


ユニオン式ノンパッキンフェルール  

 お客様からのご要望で、パッキンを使わないユニオン式の
 継手を開発しましたのでご紹介いたします。
 新設の配管設備にご利用いただいております。
 ゴムやシリコンのパッキン・Oリングをなくしたいと希望される
 方は是非当社へお申し付けください。

 画像はネジユニオン式ノンパッキンフェルール (SUS304) 1.5S



Back Number 

  TOKi通信 No.1とNo.2は、HTMLではなくメールだけの配信でしたので、No.3からNo.16を掲載しています。
  下記の写真から各TOKi通信のバックナンバー各ページにリンクしていますのでご覧ください。

 2009年 2月配信(No.3)  エコ塾&九州ブランドデザイン2009  2009年 3月配信(No.4) 漏れが発生した時の検証方法
 2009年 4月配信(No.5) 事故原因の大半は継手からです。  2009年 5月配信(No.6) フェルール溶接時はヒズミにご注意ください。
 2009年 6月配信(No.7) ステンレスパッキン Q&A  2009年 7月配信(No.8) ROBOMEC'09 でのプレゼン内容。
 2009年 8月配信(No.9) 新世代の配管プラントです。  2009年 9月配信(No.10) オールステンレス製TOPバルブ
 2009年 10月配信(No.11) ステンレスパッキンの耐震性能。  2009年 11月配信(No.12) 水素エネルギー先端技術展2009報告。
 2009年 12月配信(No.13) Oリング不要のバルブが完成!  2010年 1月配信(No.14) TOKi通信バックナンバーのお知らせ。
 2010年 2月配信(No.15) KBCラジオで紹介されました。  2010年 3月配信(No.16) 日刊工業新聞水素用メタルパッキング


提案です!

        ゴムパッキン、ガスケット、リングを使っている配管設備の部品を、パッキンレス化しませんか?
        Oリングを多用しているパーツから Oリングを使用せずに組み立てることが可能なパーツに変更
        してご提案いたします。
        「固定の継手箇所」から、ゴムパッキン、ガスケット、Oリングを無くして安全・安心な配管設備に変
        えませんか?
        ご相談、お問い合わせをお待ちいたしております。
                                          
TOKiエンジニアリング㈱ 商品開発部

TOKi engineering TEL (092) 452-8678


  ECO 環境に優しい配管プラント

●ゴムやシリコンのパッキンは、交換の度に大量のゴミとして焼却処分されていますが
  ステンレスパッキンなら洗浄して長期間繰返しご利用いただけますし ノンパッキン溶接
  フェルールはパッキンを使いませんから環境にやさしい配管プラントなんです。
  廃棄処分しているゴムやシリコンのパッキンをなくすことで経費節減にもなります。
 
 


    商品カタログ ダウンロード (カタログの画像をクリックしてください。ダウンロードのページが開きます。)

以前お知らせしましたステンレスパッキンの取扱いについてはこちらからご覧いただけます。
TOP-P ステンレスパッキンの取扱いについて [漏れが発生した時のチェックポイント!]



  今月の哲人のことば

     努力は幸福を手に入れる手段ではなく 努力そのものが 幸福を与えてくれるのである
                                              トルストイ


 ※ステンレスは、雑菌が繁殖しにくい材質ですので、清潔に使用することができます。なお頻繁に交換が不可能な
   高い場所、高温、高圧な箇所に非常に適しています。 分解、固定配管いずれも洗浄は簡単にできます。



ステンレスパッキンをこれからもどうぞよろしくお願いします。



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